2013年度 活動・事業のふりかえり

部門全体
独自の研修については、年1回は引き続き「竹端寛さん」(経歴等:大阪大学人間科学部卒、同大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在は山梨学院大学法学部政治行政学科准教授。専門は、福祉社会学、障害者福祉政策など)に担当していただき、今回は講義だけではなく、二部制にし、一部は全体で3時間、二部は自主性での参加呼びかけにし、計5時間のグループワークや全体でのセッションを実施した。今回のテーマは、竹端寛さん著書の『権利擁護が支援を変える~セルフアドボカシーから虐待防止まで~の中で語られている「私たちの権利」に焦点をしぼり、グループワークをしながら考え合う機会となった。一番印象に残っているのが「支援」が「支配」になってないかの問いかけであったことでした。その他の部門研修では、「複数の事例検討」「危機管理」を2回実施した。 吹田市地域自立支援協議会には積極的に参加した。 精神障害の医療を含めた関連機関との連携が深まった。 外部研修にも、積極的に自主的に参加するよう呼びかけもした。 「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」「ヒヤリハット」の取り組みを後半は停滞した面があった。 ケアレスミスについて、少しでも減らしていくよう努めていけるように職員同士の牽制できる環境づくりに対して意識は高まったが、利用者側からの指摘や満足度はなかなか図ることが出来ないので、引き続き、関わる職員の気づきの必要性を感じてもらえるような仕組みを整えたい。 人事については、後期より、会全体での人事グループ結成により、強化しつつあることに評価したい。
すいた自立支援センターねばーらんど
事業種類:吹田市委託相談支援事業、特定相談支援事業(計画相談)、一般相談支援事業(地域移行支援) 相談の依頼経路については、ご本人やご家族・市の地区担当CWだけでなく、医療機関・子ども家庭センター・学校関係者・発達支援センターなど多機関にわたって多くあった。支援が継続して必要があるケースが多かった事や、センター内にて担当の編成もあったことから、新規相談についてはより慎重に対応したこともあり、それがスキルアップにもつながった。センター内では「ケースStudy」を実施したり、方向性の確認等、コーディネーターのスキルアップと共に丁寧な取り組みを常に意識した一年であった。 新規相談は、前年度同様に計画相談の依頼として前期は多かった。まずは委託での相談として受けるという方向性は変えず、状況等に合わせて計画相談の導入を実施した。市内で初めてとなる医療的ケアを必要とするケースの計画相談にも取り組んだ。前年度の計画相談対象者の中でサービス利用の継続につながらなかったケースについては、一旦サービスを終了し、委託相談として支援を継続した。ご本人の体調や環境により安定がはかれていない方については、定期的なモニタリングを増やし、随時サービス調整等を行った。 相談内容によっては、福祉関係者だけでなく、医療機関や地域の各関係機関と連携をとりながら支援に努めた。又、ご本人の課題というよりも環境や家族を含めた支援が必要な複雑になっているケースも多かった。 特定相談支援事業(計画相談)計14名  今年度新規は2名、年度中のサービス終了者は2名(福祉サービス利用中止の為) 【障がい種別】 身体障害 3名(知的障害と重複1名)、知的障害 6名、精神障害 5名(知的障害と重複2名) その中でも、ケアホーム利用者は3名、体験利用中1名である。日中活動の利用をしていない方もいる状況もあり。 後期では、新規の依頼は減ったが、継続の相談内容で日々追われた。 一般相談支援事業(地域移行支援) 市の地区担当CWより施設からの地域移行支援の依頼があった。一定の方向性をもって支援を行っていたが、ご家族の意向により中断したケースが1名あった。その後も相談は複数件あった。 吹田市委託 障害者等相談支援事業 月平均延べ利用者数平均・・・33名 月相談内容件数平均・・・78件 年間利用登録者・・・84名     新規利用者数・・・42名 【主な支援内容】 サービス更新時の見直し、吹田市地区担当CWの訪問同行、区分認定調査の同席 日中活動先やヘルパー事業所の紹介、見学の同行 障害基礎年金、成年後見人制度の相談や申し立て援助、専門機関への紹介と同行 日中活動先のない方の定期訪問、面談 初回の通院同行 他機関とのカンファレンス(保健所、子ども家庭センター、社協、生活福祉課、支援学校、一般の学校、医療機関、事業所など) 昨年度は特に障害年金申請の申立てや援助に関しての相談が多かった。 マインドエアロビクスの開催  開催回数:8回  延べ人数:63人 他市の療育支援機関を見学する等、常に地域でのサービスや活動の情報収集に努めた。 吹田市障害程度区分審査会については継続して委員として出席した。
ぷくぷくホーム(6拠点、住居数13戸、定員34名)
事業種類:グループホーム・ケアホーム ぷくビル307号室を「ぷくぷくホーム事務局」と称し、新たな事務所を設け業務効率を図った。 国(国土交通省近畿地方整備局)から公営住宅を活用したグループホームの調査があり、吹田市都市整備部 住宅政策室に呼ばれて市営住宅の千里山東住宅(2戸)に用途変更が必要であるが、構造上困難である為、引越しできないかという打診があり、こちらとしては難色を示し、終えている。 長期休暇(GW・お盆休み・年末年始)で帰省が難しい、家族基盤の弱い利用者中心に希望者を募り、レクレーションを年間計3回実施した。 利用者の通院同行に見直しを行い、慢性疾患の通院介助ができるよう申請を進めた。 利用者の高齢に伴い、介護保険の利用が増えた。 金銭管理に関して、社会福祉協議会の日常生活支援事業や後見人の手続きを進めた。 府の整備補助金に要件緩和があり、きしべのおうちにスプリンクラーを設置した。 在宅者で新しく本入居に向けて1名の利用者を迎え入れた。 グループホーム関連部会に参加をし、情報収集と交流を図った。 管理者・サービス管理責任者の世話人兼務について見直しを図った。 ホーム全体の基本的な食材の一括購入・配達をして、栄養面・量等の質の確保を継続した。また、各入居者のニーズにあわせた量の調整等にも配慮した。 台風の接近時にも非常食を備えるように進めた。また時より、非常食を夕食の食事提供をし、体験してもらった。 地域によっては自治会の防災訓練にも打ち合わせの段階から参加し、防災意識の向上に努めた。 地域のイベントに積極的に参加をし、担当も積極的に担った。 「千里山東」について冷暖房機器の取替えを一部進めた。 個別に医療との取り組みをすすめながら、訪問看護等との連携強化に努めた。 個別支援計画の事務的な作業の検討ができきれなかった。
さんさん(内本町)、るんるん(岸部中)2ヶ所
事業種類:短期入所事業(ショートステイ) 登録者総数41名(女性16名、男性25名) 日中一時支援事業のフリースペースを2013年8月1日付けで「るんるん」に変更した。 平均開所数は週1~2回程度で昨年と同様となった。 今年度の新規登録者は1名となった。 切迫したニーズの依頼はなかった。
吹田ヘルプ協会アル
事業種類:移動支援(吹田市、大阪市、豊中市、寝屋川市、茨木市、高槻市) 居宅介護、重度訪問、同行援護、介護保険                               障害者総合支援法がスタートし、情報収集に追われたが、事業自体は大きな変動はなく、スムーズに進めることが出来た。 新規利用者はなかったが、現行利用者の支援を充実させるために、計画等の見直しを行った。 関係事業所や、行政と連携を図り、利用者の支援を充実させた。 障がい者等居宅介護等事業所連絡会に参加し、関係事業所との関わりを通じて、ヘルパー事業を良くしてくために、行政とともに話し合い、進めていく場となった。 ヘルパー会議を定例で行い、スキルアップに繋げた。 登録ヘルパーは若干名増えた。 障がい福祉サービスを利用していた方が、65歳を迎え、介護保険に移行するケースが若干あった。また、制度の知識が薄く、対応にしばしば困ることがあった。 昨年度に比べ、派遣時間数、実績とも変動はほとんどなかった。